「住まいるガイド」紹介システム

だれもが知っていて、ブランド力のある大手ハウスメーカー。テレビや雑誌などで宣伝をし、豪華なモデルハウスや多種多様のカタログなどで検討できるのも大きな魅力。
構造体（おもな材料）は工場生産でつくられ、精度も高く、大工さんの腕に左右されずに均一な住宅が完成します。

工期も２～３カ月程度と短いのが利点。こだわりの完全オーダー住宅も注文できますし、標準仕様の規格住宅にオプションを付けて個性を出していくことも可能です。

大手ハウスメーカーを選ぶのが正解な人はこんな人ではないでしょうか。

• 「値段が高いのは安心料だから、多少は高くても問題なし」
• 「ある程度、予算にゆとりがある。でも時間的ゆとりはない」
• 「我が家は、面倒くさがりだから、何から何までやってくれたほうがいい」

ハウスメーカーは、ブランド力もあり信頼もおけるかもしれません。

また、長期のアフターメンテナンス体制も魅力です。土地探しや融資申込みから、建てたあとの諸手続きまで、何から何までやってくれるかもしれません。
自分が労力を提供しなくても出来上がるという点もメリットのひとつかもしれません。

＊ここでいう地元メーカーは、「営業マンがいる工務店」も含みます。

この道北地域で信頼を得ている地元ハウスメーカーやビルダー。
大手ハウスメーカーよりコスト的な魅力もあり、親しみやすく、地元だから安心な面もあると思います。

なかには、提案力の優れる建築家とのコラボレーションを可能としたメーカーや自社工場を持つメーカー、そして、オリジナル工法で長期保証を可能にした大手に負けず劣らずのメーカーもあります。

ほかにも、天然素材を使用して家をつくるなど、独自の特徴を持っている会社もあります。
地元にもしっかりした施工をするメーカーが存在するのです。
自社で施工をしているか。もしくは、そのメーカー専属の大工さんが工事をしてくれるかが、大切だと私は考えます。

家づくりは、末長いお付き合いになるので、強い責任感のある一貫工事体制の会社がより良いのではと考えます。

＊ここでいう地元工務店は、「営業マンのいない小規模な工務店」と定義します。

地元中心に営業している地域密着型の工務店なら、ハウスメーカーより安価に家づくりができます。

• 「あの大工さんに頼みたい！」
• 「知り合いからの紹介されました！」
• 「あの社長さんの人柄に惚れた！」

と依頼する方も多いようです。ただ小規模でやっているため、デザインの得意・不得意が多少あるかもしれませんが、良い意味で独自の特徴を持っている会社も少なくありません。

また、オリジナルの建具やサッシを開発して、高気密・高断熱を実現している工務店や天然素材の家を得意とする工務店など、優良な工務店は存在します。工務店の場合「代表者の人柄」や「会社のコンセプト」がとても重要になってきます。代表者のコミュニケーションスキルも欠かせない要素のひとつです。

コミュニケーションスキルとは、「あなたの話をいかによく聞いてくれるか」という能力を指します。
営業マンがいない工務店の場合、社長がハウスメーカーでいう営業マンの役割をすることがあるので、これはとても重要なのです。