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2009年5月 4日月曜日

本日の「無料コンサルティング」レポート

本日の無料コンサルティングは、N様ご夫婦の事例（記事掲載の承諾を得ております）。

今日のメインの話題は、銀行ローンと家づくりの総体金額についてでした。

ローンや支払いのことをまず一番に考えるのは、「失敗しない家づくり」の第１歩です。

★家づくり成功の第１歩は、「自分がどれくらい借入れをするのが適切か」を把握することです。　　◎ここでの注意点、借入可能額ではなく返済可能額に焦点をあてることが大事です。

N様ご夫婦は、新築にするか中古にするかを迷っており、まず我が家はどれくらいの借り入れが適切かをアドバイスして欲しい。そしてもちろん、できることなら新築希望とのことでした。

私：「無理のない返済可能額はどれくらいですか？」　という質問に対して、

N様：「月々６～７万円・ボーナス時１０万円程度（年間に１００万円前後）の支払いなら無理なく払えるので、試しに３０～３５年で計算してほしい」　とのことでした。

試しに、金利約２％（５年固定金利）で計算してみると、

①３５年返済の場合、約２６００万円借入時の返済額に相当

②３０年返済の場合、約２４００万円借入時の返済額に相当

①と②を比較すると、約２００万円も借入額が変わってきます。

まず、２４００～２６００万円の範囲で大枠予算を決めることができました。何年返済にするか、頭金は定期預金を解約するか、親に援助要請をするかを今月中にハッキリさせるとのことでした。

家づくりでは、建物と土地と外回りの工事費用とローン諸費用やその他雑費（引っ越し・家具購入）がかかることをご説明し、前向きに新築の方向で話をすすめることにしました。

（今のところのN様の希望）

北欧風デザインの家具や家が好き。土地は郊外でもかまわない。家具やインテリアにこだわりあり。建物の大きさは３０～３５坪程度を希望。将来、家庭菜園できるスペースが欲しい。今のところ車庫は不要。多少の外回り工事はしたい（砂利のままではダメ）。

（私のアドバイス）

土地購入は、東川や東神楽でゆったり暮らすことができる場所にターゲットを絞る。北欧風の三角屋根が希望→ちょっと広めの９０～１００坪で土地を物色します。家具購入についてもこだわりが強いので、５０万円程度は予算として考慮しておきたい。外構工事予算にも念のため１００万円程度を予算として頭に入れておくこと。詳細は以下の通りです↓

（ファイナンシャルプランニング例）

建物予算　　　～１８００万円（税込み）

土地予算　　　　～４００万円

家具購入　　　　　　５０万円～

諸費用　　　　　～１５０万円

外構工事　　　　～１００万円

その他　　　　　　～５０万円　　　　　　

合　　　計　　　　　２５５０万円（概算です）

★ただし、今後決定する「頭金」の額によっては概算予算が動きます。現段階のN様の希望や条件から、おおよそこれくらいのラインが無理のない予算組みの目安です。あくまでも、第１回目のご提案です。

２００９年末の入居に向け、じっくりいきましょう・・・

＊次回打合せは、総予算の確定とカルテ作成へとすすみます。

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