社長ブログ

2009年9月 3日木曜日

「こういう雑誌、買ったことありますよね？」（毒舌レビュー付き）

皆さんも、家づくりを思いたった際、こんな本や雑誌を買ったことがあるのでは？

雑誌類は、私も「勉強のために」と毎月のように買います。

このような本の特徴や良いところ良くないところ、利用方法など分析しました。参考までに。
今日のテーマは、「賢い情報収集法」です。

（私の毒舌ＢＯＯＫレビュー）
まずは、「北海道新聞社」発行のこの書籍。書店には必ずあります。コンビニにはあったかな？
ある意味、素晴らしい良書。私のような住宅業界人（営業マンや住宅業界のプロたち）は、バイブルにしているかもしれません。なんでも書いてある、住宅建築基礎知識の完全網羅版！
しかし、これから建築しようとする皆さん（プロに対して、失礼ですがシロウトさん）が理解するには少し難しいかも。住まいの法律・税金・建築法規・住宅ローン・優遇税制などについて、たしかに完全網羅されているが・・・。この本（Ａ４判２５０ページ）をさいごまで読んだ人が果たして何人いるでしょうか？たぶん、ほとんどの方は途中で飽きると思います。なぜなら教科書みたいだから。この内容で１０００円は安いです。だから１冊買ってみるのもよいのでは。「一家に一冊。」って感じ。じっくり本気で読めば、多くの疑問が解決されるかもしれません。
でも、さいごまで読んで、「で・・・？」「何すればいいの？」ってなる人が多いでしょう。

（総合評価）
「さすが、道新！」という感じ。完成度満点。監修している方々も、プロのＦＰや一級建築士など。ちなみに僕は、ひと月に数回は、この本を開きます。忘れたことを調べるのです。たいていのことは、掲載されてるから。
ただ、本全体に対して、２～３割が大手ハウスメーカーや設備機器メーカーの広告ページ。
でも、もし広告がなかったら、２５０ページは僕でも読めないな。
結局は良書かな（毒舌のはずが、さいごには良書という評価になりました）。

（利用方法）
一家に一冊。手元に置いておけば、安心！？（少なくとも、僕の場合は。）
でも、ちゃんと読まないと意味ないですが。

（私の毒舌ＢＯＯＫレビュー）
写真が多いから、見ていてワクワク！楽しくなる雑誌（良い点）。あっという間にさいごまで読めます。リクルートは、広告料でうまく儲けてます（笑）。内容のほとんどが住宅会社の広告であるという事実に気づいた人も少なくないはず。巻末のハガキで各住宅メーカーに資料請求できる仕組み。

おもわず雑誌感覚で購入してしまいます。僕も毎号欠かさず買ってる。たま～にですが、良い特集（失敗談や体験談など）が組まれていて、役に立つこともある。
最大の欠点は、札幌の業者が中心に紹介されている点。旭川の業者情報がもっと掲載されていれば、買う価値大。コンビニでも購入可能です。

（総合評価）
雑誌感覚で買うなら、何らかの情報が得られる。安いし。
しかし、「無料だし！」と思って巻末のハガキで資料請求しまくると、毎日のように各社の営業マンからセールスの電話をいただくことになりますので、ご注意ください（苦笑）。

（利用方法）
「家づくりの要望書」を作成する際に、掲載されている写真などがかなり参考になります。住まいのイメージが湧きやすいので。自分好みのイメージの発見や内装や外観デザインのイメージ作りに利用するのが◎。

（私の毒舌ＢＯＯＫレビュー）
住宅情報誌ＴＡＣです。毎月１日発行。１８０円。
コンビニでも購入可能で、しかも安い。アパマンお部屋探しにうまく利用しましょう。
土地探しや中古物件探しは、たぶん、こちらの方が役に立ちますのでクリック↓↓↓
http://www.iri.ne.jp/

（利用方法）
気になる土地や中古物件情報があったら、取り扱う不動産業者に電話して、情報をＦＡＸで頂きましょう。でも、やっぱりこちらが便利です→　http://www.iri.ne.jp/

（総括・まとめ）

今日は家づくりの情報収集法について、辛口レビュー申し上げました。

私は、「雑誌や本を買うな！」とは言っているのではありませんよ。誤解しないでください。正しい情報収集の方法を知って下さい！ということ。（道新やリクルートからクレーム来たりして・・。）
ただ、むやみに情報収集すると、高い確率で皆さんの頭のなかが混乱し、さいごには自分がどんな家を建てたいのかわからなくなってしまうので、「いろいろと注意が必要ですよ。」と言いたかっただけです。

毒舌レビューのほとんどが、私の個人的な意見でしたが、たぶんすでに家づくりをした方（ご友人にも聞いてみてください）に聞いても、同じような感想を聞くことになるはずです。

なぜかというと・・・・、とくに雑誌などの（広告媒体）にはあなたが本当に知りたい「価格」や「本音」、「本当のところ（裏話）」などは出ていないからです。だから、読んだ後に「で？」「結局、何からはじめればいいの？」となってしまうのです。

（さいごに）

本日、ご紹介した数冊の良書に加え、家づくりには「この小冊子」を併用して基礎知識の勉強、情報収集してください。ぜひ、うまく利用して欲しいです。
いつも僕のブログを見てくださる方の多くはこの無料小冊子の請求をしてくれた方かもしれませんが。読んで面白かった人は、友達にプレゼントしてください。もしくは、このサイトを教えてあげてくださいね。最近、「友達の分も欲しい！」という方が増えてきて、僕はとても嬉しいですよ。