社長ブログ

2009年10月29日木曜日

「お金の学習」をしない日本人。「ナニワ金融道」から学ぶ！正しい！？金銭教育。

突然ですが、皆さんが住宅ローンや金利が「わからない」「むずかしい」と思うのはしょうがないことなのです。だから安心してください。
なぜなら日本の教育課程には、「お金の勉強」や「金利」という科目がないからです。学生時代から「本当に、どうして？不思議だな・・・」と思ってましたが、学校では「お金」や「金利」のことを教えてくれません。なぜでしょう？ある学者によると、「日本人というのは“お金は汚いもの”と思っている人が多い人種だから」だそうです。外国ですと「お金」という科目がある国が多いと聞きますが・・・

ここで、「おもしろい本」の紹介です。知っている人も多いとは思いますが・・・

エリートビジネスマンや法律家の一部には「金銭教育の教科書」とまで言われている本。
弁護士を目指している学生達は、予備校の講師に「これを読め」とすすめられるとも聞きます。
それは「ナニワ金融道」というマンガ本（たしか全１９巻）です↓↓↓

僕も会社設立前に「あらかじめお金のことを勉強しておこう」と思い、全巻イッキ読み。
冗談抜きで、とても勉強になり、「これはただのマンガではない！」というのが率直な感想。
まるで「大人のビジネス書」。これくらいのことも知らないで「株」や「先物取引」には手を出すのは危険！
一般的には、ただの下品な金融マンガと思われがちですが、金利やローンのことはもちろん、金融業界や金融商品の仕組みや法律のことまで、とてもわかりやすく学べる本。
（たしかに、下品な部分も多い。また、現代社会の法律とは異なる部分もあり。）

ちなみに、だいぶん前に映画（ドラマ？）化された時には、ＳＭＡＰの中居君が主演。

私は、約１２年も住宅に関する仕事をしていますので、本当にいろいろな方に出会います。

★家を建てたいと思った時、多額の「お金」を消費者金融（サラ金などのノンバンク）から借りていて、それを返済（完済）してから、住宅ローン審査に通った人・返しても通らなかった人。

★年収は高いけど、ふだんから買物をすべてカードで支払うので、住宅ローンの審査で苦労した人

★過去の返済延滞やトラブルが原因で、知らないうちにブラックリストになっている人

★自営業の人で、会社の業績により、なかなか住宅ローンを借りられない人

★その他、理由はハッキリしないが、審査が時間がかかる、希望額まで借りられない・・・

最近（今春あたりから）、住宅ローンの審査基準が急に厳しくなっている話をよく耳にします。
これに関しては、ある意味「賛成！」とも言いたいが、ちょっと（金融機関に）ひとこと言いたい。
→今までは（多少無理な返済率でも）どんどん貸付けていたくせに・・・「急に貸し渋りですかぁ！？」と。
収入の安定している公務員に対してもなかなか厳しい審査をやっているようなので（怒）
まあ、僕ひとりが文句を言っても、なにも変わらないのだけど・・・。

さいごにマジメな話。
以下、とても重要なことであり、かつ厳しい現実（最近の実話）を！↓↓↓

×　銀行の融資担当がゆるい審査で貸付した結果　→　ローンが払えなくなる方が急増している

×　住宅営業マンが無理なローンをすすめる　→　ローンが払えなくなる方が急増している

×　無計画で家づくりをはじめる人　→　ローンが払えなくなる可能性大！でも、これは自己責任です。

×　営業マンにすすめられるがまま・・・、知らずに無理なローンを組んでしまう　
→　たった数年で支払い不可となる可能性あり。いちばん大事な「ローン」のことまで、営業マンにまかせないこと。払えなくなっても誰にも文句は言えない（困るのは自分だけ）ことをご理解ください。

〇　あらかじめ「我が家の安全な借入額」を把握してから家づくりをはじめる　
→　このような方は、大きな失敗はしない。賢者です。

★学校では教えてくれない「お金」や「金利」の話。

僕がていねいに教えます！（すいません、偉そうな表現で。でも、必ず役に立つ！講義内容には自信があります。）
住宅ローンは少しだけ勉強すれば、仕組みも単純です。実は、何も怖くありません。
おもに「ローン」に関するセミナーを毎月開催してますので、ぜひどうぞ。

詳しくは　→　http://www.archi-agent.co.jp/blog/200911/05_post_60.html

家づくりに関する「不安や悩み」がある方は、かならず心のモヤモヤをスッキリ解決させてから家づくりをスタートさせてください。そうすれば、大きな失敗はしませんので！
逆に準備不足でなんとなく家づくりをはじめると、たいてい大きな失敗をしますので、気をつけてください・・・。

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