代表 畠山 裕康(はたけやまひろやす)のブログです
社長ブログ
2010年3月10日水曜日
「住まいるナビ」1周年(1年たって思うこと。暴露話編)
昨年の3月10日に会社を設立登記したから、今日でちょうど1年になる。早すぎる。
今日は1周年記念だから!
(★注)「自分の恥ずかしい一面」を大暴露する。これを読むと、僕の隠された本音が。
(いままで隠していたわけではないですが、読後、決して僕を「嫌い」には、ならないでください。)
★まず、去年今ごろは何をしていたかと言うと・・・・・ほんとうに苦労の連続で・・・
必死!わかりやすく言うと、「あせりと不安で、気が狂いそう」。
なににあせっていたのか?覚えてない。人間って本当に弱いもんだ。
その当時の自分は、ものすごい野心と使命感に満ちあふれていて・・・・・・
たとえば
●「俺は住宅ローンが払えなくなる人を救うんだ!」
●「家づくりを成功させるアドバイザーなんだ!」
●「ローンが払えない人が急増!」という社会問題を俺が解決する!
・・・なんて、友達や仲間のみんなに宣言してた。しかも自信満々でね。コレが使命だと。
(みんなもきっと心の中で「相変わらずおめでたいバカだな~コイツは」だったはず。)
でも逆に、オソロシイ不安とも日夜戦いながら、精神的にも不安定でね。
毎日半狂乱状態。よく、川原に行ってWOO~!と叫んだり、
ひたすらジョギングしたり、迷走?とか瞑想?とかもしてた。
そしてしまいには、何かに夢中になってないと、不安がよぎるもんだから・・・、
今までは絶対に読まなかった「細木数子」の占い本とか読んだりしてね、
「今年は運気がいい!」とかやってたね。僕は本当に幸せな性格なのだ。
まあ、とにかく何かにすがりたいほど、精神的に不安定だったってこと。
もし、この時、変な宗教かなんかに誘われてたら、まちがいなく入信してた(苦笑)
それに毎日、夜中にドライブをしながら、事務所物件を探していたのもちょうど一年前。
(不動産業をやろうとしているのに、物件探しにテコズッタリしてね・・・。情けない。)
だって、まずは事務所(住所)が決まらないと、会社の設立登記も不動産業者登録申請もできない。
ところで、会社の設立ってまずは何すんの?いくらかかる?えっ、30万円も?
必要書類は?司法書士?弁護士?誰がやってくれるの?
(そんなことすら、知らないまま物事をすすめていたんだよね。バカだ。)
・ 自分はこのビジネスでやっていけるのか?どうなのか?(もちろんお金の面も含めてね)
・ 自分は、はたしてイケてるのか?もしかしたらただのバカ人間か?
・ この仕事のニーズはほんとにあるのか?(だれも相談に来なかったりして・・・・)
こんな不安がつねに頭のなかをよぎるもんだから、毎日酒を飲むしかない。
酒に逃げて、サンロクで夢を熱く語る日々が続いた。
(この時、毎日朝方まで付き合ってくれた10数人の友人達に感謝したい)
さて、昨年1月末に大手住宅会社を辞めて、3月10日に事務所を借りたまではよかったけど・・・・
今まであった会社の大きな看板(バックボーン)もなくなった。その瞬間、ノーブランドのただの人に。
そんな不安をかかえてた時、さらに、強烈な試練が・・・。
つまり「第2の障壁」が大きく山のように立ちはだかる。
・ コピー機のリース審査が通らない・・・どうすれば?そんなに信用ないのかオレは?
・ すでに申し込んでいる「事業融資」は希望額で通らない・・・
(どうしよう・・・誰もお金なんて貸してくれないよな?もっと貯金しときゃよかった~)
・ HPや無料小冊子の作成に思った以上の時間とお金がかかる・・・
・ 思った以上の、事務商品や会社設立のための経費が・・・・(笑えない)
(ホリエモンが言っていた「想定外」。つまり、お金がぜんぜん足りない)
1年前の僕へ⇒「おまえは、考えがあますぎる。」
(たしかに営業や経営について本で勉強したし、「(自称)優秀」でかつ「プラス思考人間」。)
(でも、ビジネス本をたった数百冊読んだくらいで、慢心している場合じゃないよ。バカ。)
・・・・・と、「1年前の自分」へひとこと言ってやりたいよ。もう、ほんとにメデタイ奴だな、お前は!と。
今までかなり「自信過剰」で、苦労知らずに生きてきた自分にホトホトあきれるよ。恥ずかしい。
友人や知人が神様に見えたのもちょうどこの頃。みんな笑顔で無償で助けてくれた。
こっちは、お金払ってでも助けて欲しいのに。情報に対する対価(お金)をね。
しかも、両親のほか、多くの人が「こんな時代に会社辞めて大丈夫?」とかいって・・・・・
会社を辞めることも、新しく会社を作ることも、すべてにおいてまわりから大反対されてね。
彼ら(なかには本気で僕をおもってくれて)が、いろんな忠告をくれたのにもかかわらず・・・・
「余計なお世話だ。デキル!神様から与えられた使命だ!」
「だいたい、おれさまが失敗するわけがない!」
「こんな大不況時代ってどんな時代だよ?いつまでやりたいことをやらずに我慢すんだよ?」
「大不況だからこそ、救うべき人たちがいるんだよ!その役目をおれが買ってやる!」
「じゃあ、好景気が戻ってくるのは、いったいいつなのかハッキリ言ってみろよ!」
「ピンチの時代はチャンスなんだよ!やるなら今しかないんだ!」
こんなことを本気で思ってたり、ほんとに自信満々というか、うまくいくことを確信していたわけ。
(まだなにもはじめてないのに、すでに成し遂げたつもりの成功者気分だ。ああ~、恥ずかしい。)
余計なお世話で思い出したけどね、こちらから相談を持ちかけてもいないのにもかかわらず、
某先生職:「お前は絶対にうまくいかない!」(絶対に!?ってそこまで言う?)
某不動産社長:「やめろ!お前が考えているほど、この業界はアマクないぞ~」
某元同僚:「失敗しても、もう(この会社に)戻って来れないんだぞ!わかるな!?」
とか、頼んでもいないのに、わざわざ電話くれたりして、好き勝手言ってくれた人に対しては
「わかってるよ、うるせ~な~。本当に余計なお世話だよ!」と本音で思ったし、
そんな人が結構たくさんいたことは事実で、その意見について否定はしないけど、
正直ね、まったくありがたくはなかった。
「出る杭は打たれる」とか言うけど、まだ出てないのに打たれまくった感じ。
だいたい「なにに対して、腹がたったか?」というと、少々のリスクを背負い、
これから起業して頑張ろうとしている、また社会に貢献しようともしている、
それはそれは希望に満ち溢れた前向きな青年(つまり1年前の僕)に対して、
どうしてそんなこと言うの?
ウソでもいいから、「頑張れよ!」とか「応援してるぞ!」とか言えないものかね?
・・・まったく「ウツワの小さい人間」ってイヤだ。ああ~、やだやだ。
そのような余計なお世話系男子には、いつか「事業の成功」という形で、
「成功という名の復讐」⇒「復讐という名の恩返し(映画のタイトルみたい)」がしたいね。
後ろ向きなアドバイスをアリガトさん。
起業後しばらくしてから、偶然このような会いたくない人たちに会っちゃうとどうなるか?
コレがまた「オモシロイ」し、「腹立たしい」ことになる。
「どうせお前なんか、うまくいってないんだろ?」と言うのが、彼らの顔(表情)に出ているから、
こっちはすぐにわかるんだよね。ほんとにおもしろい。
しかも、その際「思ってた以上に、大変です~」とか僕がわざとに言うと、
「だから言ったろ!そうだろ~、大変だろう~」と満面の笑顔で言ってきやがる(笑)。
でも、彼らに対して、ほんの少しだけは感謝したい部分もある。(ほんとに少しだけね)
彼らのような今後あまりかかわりたくない人のおかげで、
「いつか見てろ!」というヤル気を1年間継続させられたのもまた、事実。
(結構いやな奴です、僕は。ちなみにAB型で、動物占いはコジカちゃんです。)
(まあ、「こいつはガキだなあ~」とか思って頂いて・・・・ここは勘弁してください)
一方、なかには本気のありがたいアドバイスをくれた方も多くいらっしゃたから・・・・・・・
そんな方々にはぜひ機会を作って、感謝を形にあらわしたい限りなのです。。。
でもね、友人だけは「お前なら大丈夫だ!いや、その仕事はお前にしかできない!」ってね。
そんな風に、仲間から毎日のようにサンロクで励まされて、帰宅後こっそり涙ぐむこともあった。
(助けを期待していなかった人ほど、よく助けてくれたのも事実。感謝。)
「ふだんから人間関係を構築することの大切さ(もちろん下心なしにね)」と、
その「奥深さ」や「感謝の気持ちが必要なこと」を痛感したのもこの頃だ。
なぜ、1年前の僕はそんなに自信があったのか?
(今さら本気で考えたら、ほんとに恥ずかしんだけど・・・・)
僕は、大卒後すぐに大手ハウスメーカー(たまたま旭川勤務)で働いて約11年。
28歳独身で家も建てたし、営業成績もなかなか頑張ったという自負があったし、
なにより営業マンを楽しんできたし、お客さんに感謝される仕事をしていたプライドも
もちろんあった。しかも、同世代と比べても「お給料」もたくさんもらってたし・・・、
そして海外旅行もタダで何度も行かせてもらったし。幸せでした。
とくに20代のころは、いろいろな異業種交流会などや遊ぶところに顔出したり、
とにかく活動的に遊びまわってたもんだから「知り合い」という人たちはかるく100人以上いた。
それを「俺にはスゴイ人脈があるんだ」とかって、それはそれは大きな勘違いをしてたんだ。
起業してからは、「本当の仲間」と「知り合い」の大きな違いもまた痛感することに。
(「この人ならいろいろ助けてくれるはず!」と勝手に期待してた人ほど、助けてくれなかったり・・・)
(別に恨んでいるわけではなく、その人にとっての自分が「ただの知り合い」だったということだな)
あと、実際に会社作ってみてわかったんだけど、
実際のところは「たいしたことないただの35歳男子」で、今の言葉でいう勘違い系男子でした(笑)
「金なし、コネなし、人脈なし、さいごに知識もなし」「でも自信だけ有」
自分が ↑ ↑ だったことを起業後、たったの2カ月で思い知らされる出来事とかもあって、
その結果、想定外の苦労をすることになったのも、まあ、あたりまえの話だ。
(でも、今思えば懐かしくもあり、またオソロシくもある。ほほえましいと思ってる。)
でも、自分が、そんな「大バカ勘違い野郎」だったおかげで(とことんプラス思考人間)、
つぎつぎと起こる苦労をまったく苦労とも思わず、何とか無事に1年経過したってこと。
これも恥を忍んで暴露するけど、「今年度はまちがいなく赤字で終わりそう・・・」です。
とはいえ、なんとか1年経過。正直、ひと安心している自分がいたりね。
でも、こんなところで満足している場合じゃあない!
だって、まだまだなにひとつ「社会」には貢献してないからね。
だから、来年度(H22.4月~の当社2期目)はもっと会社の収益のことも考えていかないと、まずいね。
そうしないと、この「住まいるナビ」の素晴らしいサービスを継続することが出来なくなるだけでなく、
以下の2つの貢献が、まったくできていないからだ。もっと頑張って、収益をあげないとね。。。
会社を経営する以上、収益を上げて、社会に貢献する義務があるのだ。
★法人事業税を納めるという意味での「社会貢献」。
(今年度は赤字だろうから⇒税金0円。日本国よ、申し訳ない。)
(来年は稼いで税金払うぞ!どうぞ当社の税金を使って、道路でもダムでも作ってくれ)
★人を雇うことでの「雇用を増やすことへの貢献」。
だいたい雇う勇気がない。世間は大不況大不況って「リストラ」という言葉が流行ってるように感じるしね・・・
本来、雇う側にも大きな責任と雇用を続ける義務があるはずなんだけど。
「すぐ解雇するならはじめから雇っちゃいけないだろ?」と思うような話も身近でよく聞く。
「不景気で仕事が減ったから・・・ゴメン」と平気で首を切るような無能な経営者に僕はなりたくない。
だから、まだ雇えないんだ。本音は不動産部門に早く即戦力がひとり欲しいのだけどね。
「収益・売上」をあげるって言うけど、僕の会社の場合は、そう簡単にいかない。
だって当社の場合は「モノ」を仕入れて、それを売って・・・・・・・
そんな「差額」で儲けるみたいなタイプの仕事じゃないから、ほんと大変。
しかもすべてのサポートが僕一人でやっている作業。
それにお金にならない仕事も多いしね。自分でそういう仕組みにしているから、これは愚痴ではない。
「無料のサポート」それは、その人のために好きでやっているから大丈夫!
だから、体力の続く限り、無料コンサルやセミナーは続けようとも強く思うしね。
「ローンを払えなくなる人を減らす!救う!」というミッション(使命)が僕にはあるから。
ただ、そうも言ってられない現実もある。(実際、毎月お金が減っていくからね。)
僕の場合は、もともとお金がなかったから、なんとか創業融資を受けて起業したわけで・・・、
その借りたお金が減っていく恐怖は想像以上にコワイし、今まで味わったことがない。
万が一、会社をダメにしたら、●●●万円の債務だけが残る。
「わかる?」この恐怖。ほんとうに経営って、怖いし大変だ。怖さに耐えられない人はやらないほうがいい。
なんかのCMで「お金は大事だよ~♪」とかやってて、懐かしいけど、ほんとに大事!お金って。
大変だけど、僕には「使命感」があるからやっていけてるのかもしれない。自分でもわからない。
でも、おかげで、この1年で精神的にもかなり強くなったよ。もう、怖いものはあまりないかな。
<今後、収益を上げるために必要なこと>
・ サポートの質をあげることで、今以上に満足してもらう⇒もっともっと紹介が増える
・ 皆さんが安心して家づくりに取り組める環境を作ってあげること
・ 「住まいるナビ」のサポートをもっと多くの人に知ってもらうこと
・ 皆さんからの応援・紹介・出資(出資はウソです~)
でも、1周年オメデトウ!おめでたい自分への一言だ。
さて、今夜はサンロクヘいこうかな。というか行くんだけど。
ある不動産屋のおじさん達(いや諸先輩社長の方々)におごってもらうというコンタンです。
まいど、かわいがってもらってます。
そして、ありがとうございます。
・ 「住まいるナビ」の無料コンサルを受けられた約60組の方々
・ 「失敗しない家づくりセミナー」への参加者(約120名様)の方々
・ 毎月発行「住まいるナビ通信」の読者の方々(350名さま超)
・ 弊社「無料小冊子」をお読み頂いた方々(500名さま超)
・ サポート済・サポート中の方々
・ 友人・知人の応援団の方々
・ ここには書けない●●な方々
・ 優良住宅会社の方々
・ 不動産業者の方々
僕には、他にもお世話になっている方が、大勢いらっしゃいます。今後は感謝を形に表したい。
(ちなみにこの間、感謝すべき人たちの名前を紙に書き出してみたら・・・なんとかるく100人を超えた!)
本当に皆さまのおかげで、(無事に!?というか、なんとか)1年を終えることが出来ました。
僕の心には、皆さんからの励ましメッセージが毎日テレパシーのように届いてますよ!
本当に心強いです。ありがとうございます。
(少なくとも数百人が「住まいるナビ」を応援してくれているはず!?またまたプラス思考病再発!)
さいごに、正直、最近の激務で、「ギックリ腰」も再発したりして・・・。腰が痛く、ツライです。
でも、そんなこと言ってる場合じゃないので、今後も変わらず突っ走ることをここに約束します。
今後とも、変わらぬ応援・ご支援をよろしくお願い致します!
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- 2010年3月10日
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プロフィール
畠山 裕康
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