社長ブログ

2010年10月 4日月曜日

（注）家づくりの要望は数年後に変わってしまう！？

「住まいるナビ通信１０月号」を作成開始したばかり～。もうしばらくかかる。
９月号はすでに発送済み。
セミナーへのご参加および小冊子の請求の際に、ご住所登録がお済みの
約３９０人の「住まいるナビ」ファン！？の方々に毎月勝手に送らせていただいています（笑）
１０月中旬ころにはお手元にいつもの力作（最新１０月号）が届きます～♪

住まいるナビ通信９月号！

通信ではいつもぼく個人のハズカシイ話をはじめ、お勧めの本や家づくりのコツをまとめ、
ご紹介しております。送付希望の方は遠慮なくお申し付けください。
さて、９月号のテーマの中に「家づくりの要望が変わる！？」という僕の実体験談が（恥）。

★以下、通信より抜粋↓↓↓
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家づくりの要望って、たった数年後に大きく変わってしまうものかもしれない。
僕の少しハズカシイ話をします。
特殊なケースかもしれないが、僕は独身の時（８年前は２８歳）新築。
誰のためでもない「自分本位の家」。だって、当時ひとりでしたから。
自転車で気軽にサンロクに飲みに行けるよう市内中心部に土地を購入後すぐに新築。
リビングは２階に配置。中心部は地価が高いから狭い土地を選択したためお庭はない。
当時はつねに友人が遊びに来て、いつも大音量で音楽を聴きながらお酒を飲む生活を楽しんだ。
自分で言うのもなんですが「カッコいい変わった家」にしたつもり。

しかし今では、結婚したので家族構成が変わり、サンロクにも頻繁に行かなくなり、
大音量で音楽を聴くこともまったくなくなり、さらにお庭が欲しいとさえ思う。
（つまり後悔している部分もあり・・・苦笑）

たった数年で「家づくりの要望が変わっちゃっていますね！」

はい！今日のテーマは「将来を考えて家づくり」。
新築の家に、一番長く住むのは誰？それはもちろん自分（もしくは夫婦）。
では、子どもが（いる方は）その家で子供が生活する年月ってどれくらいですか？
せいぜい１０～１５年。長くても２０年。新築時の子供の年齢にもよりますが。
あたりまえですが、そうですよね？子供がその家を巣立った後、自分は何年そこで生活しますか？
２０年、いや３０年。場合によってはもっと。

だから、たとえば「洗面」「トイレ」「お風呂」は、なるべく「（１階の）主寝室」に近いところにする。
特に年をとると移動も大変なので、老後のことも考慮した間取りにするのも賢い選択。

つぎに、いつも家で家事をするのは奥様なので奥様中心の間取りにする。
奥様の家事動線をしっかり考えた間取りにするのもイイと思います。

しかし「住宅展示場」はどちらかというと親よりも子供中心の間取りになっています。
子供部屋はだいたい２階の東南の角にあります。
ですから、「子供部屋は、ここなんだ」と思ってしまうのかもしれません。
子供の教育方針は各家庭によって異なりますので正解はありませんが。

ここで「家づくり（間取り）の要望」を考えるうえで、
僕が大切だと思うことをまとめてみます。

・将来（少なくとも１０～２０年後）を見据えた間取りを考えてみる。
・どちらかというと子供よりも家族もしくは自分中心の間取りにする。
・ポリシー（つまり考え方）を持って子供部屋を作る。
・寝室を（１階に配置したり）快適な空間にする。
・バス、洗面、トイレは寝室に隣接させる。
・親の権威（奥様の家事動線やご主人の書斎など）も考えてみる。

もちろん、いろんな意見があることは分かったうえでのこのような提案です。
もしかしたら、反対意見もあるかもしれません。

ただ、いつも申し上げていますが「家を建てること」を目的にせず、
「長期的に家族が楽しく生活すること」を目的にして家を建ててください。

例えば・・・
★いい子に育てるためには、家はどうしたらいいのだろうか？
★夫婦が仲良く一生暮らしていくためには、家はどうでないといけないのか？
★ご近所と仲良く付き合うには、どういう家にしてないといけないのか？

そうしないと僕のように後でちょっとした後悔をする事にもなります（笑）。
ああ～お庭が欲しい＝＝＝
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