代表 畠山 裕康(はたけやまひろやす)のブログです
社長ブログ
2011年4月18日月曜日
「だまされた~」とか軽々しく言っちゃダメです!(ボヤキ編)
よくあるのですが・・・
会ったことがない人から「だまされたんです~」とか「◎◎で困っていますという電話」がたくさんあって・・・。
★1.営業マンにだまされた!?という方からの電話相談より引用・・・
Q.「5年前に新築したんですけど~、最近金利が大幅に上がって、払えなくなりそうなんだよね~。こんなに金利が上がるなんて、誰からもひとことも聞いてないし~。結局、ハウスメーカーの営業マンにだまされたんだよね~。しかも、その人辞めちゃって~。最悪~。いったい、どうしたらいいですかあ~?」(先月、電話にて)
A.「(かなり丁重に)すいませんが、そのような相談に応じる会社ではないんですよ。建てる前の段階で、払えなくならないような安全な計画を立ててあげるのが、当社の役割なのです。住宅ローンを借りている銀行へ相談に行って、返済期間の延長などをお願い・相談してみてはいかがでしょうか?」
(当社は失敗したものを成功に導くことはできません)と言いそうになったがやめた。
→私の回答は以上。電話を切りました。冷たいようですが・・・、本音は回答そのままです。
困ったことに、このような電話相談がたま~にある。この段階までいくと、いまさらどうしようもできません。(・・・しかも、何かにつけて人のせいにしている感じを受けたので、コチラもストレスがたまりました。)
おそらく、この方は当初3年間固定特約金利(当時約1.3%だったらしい)を選択したので、キャンペーン金利期間が終わって、本来の金利(現在3.2%程度)に戻ったようですね。
年収300万円台で当初3000万円ほど借りたらしい(よく貸してくれたな。最初からかなり無理があるのでは?)のですが、いままで3年間は月々約89000円くらい払っていて、金利が上がって月105000円程度になったとのこと。たった3年後に月2万円も返済が増えたら、それは厳しいと思いますよ。
「でも、それははじめからわかっていたはず。想定出来たでしょ?」というのが、私の率直な感想。
ハッキリ言うと、この方は「住宅会社の営業マンにだまされたわけでない」と思います。
詳しくはわからないですが、住宅会社の営業マンだって、成績悪くて家が売れなきゃ会社に居づらくなるだろうし・・・、頻繁に退職を繰り返す人が多いのも住宅業界の特性である。
金利が上がったという表現も正確ではない。
キャンペーン特約期間が当初の約束通り3年で終わって、本来の金利(基準金利)に戻っただけ。そしてあたりまえですが・・・「金利差の分、返済額が増えた」という単純な問題。
ただ、それだけ・・・。
(この際、これを読んでいる皆さんが理解しやすいようにハッキリ言っちゃいましたが)
★コレ重要⇒短期固定を選択する場合、特約期間終了後、金利は「基準金利」に戻ります。
それを「営業マンにだまされた」とか、軽々しく言うもんじゃないです。
なんでも人のせいにしてはイケマセン!
僕も営業マン時代にこのような言われ方をしたことが、わずか1回ありましたが(怒)・・・
「えっ!この人は何を言ってるの???もしかして、僕のせいにしてる?」って感じで残念でしたよ。
→大人なんですから、自己責任でしょう。僕は、人をダマシテまで、家を売りつけたことはない。
しかも、営業成績になんて困ったことなんてないですから。と言いかけたがやめました・・・。
しかも、仮に(100歩譲って)その担当営業マンから、金利上昇について充分な説明がなかったとしても、住宅ローンを借入れする際、必ず銀行の方からは「キャンペーン金利」と「本来の金利(基準金利)」についての説明があり、それを聞いて自分で納得したうえで、ローンの契約書に記名押印するわけですから・・・。
「銀行とローンの契約をしたのは誰ですか?あなた自身ですよね?」とも言いたかったが・・・。
(キーワード)今主流の「キャンペーン期間特約金利」とは?
→3年・5年など、当初の短期特約期間(キャンペーン金利)を選択できる住宅ローンが民間銀行では主商品で、多く選択されるようです。でも、金利が低いのは当初3・5年だけ。その後は、本来の金利に戻ってしまう。たった数年後、その本来の金利に戻った際に払えなくなる方がとても多いという現状・悲しい現実がある。「いったい何のために家を建てたの?」となってしまうタイプの勉強不足のまま家を建てる人が多すぎるのですね。
払えなくなっても、ひとことで言うとすれば「すべて自己責任」ということになるのです。
キャンペーン金利・本来の金利・金利上昇リスク・特約期間の選択・火災保険・メンテナンス費用・・・
気になるキーワードがたくさん出てきましたが、もっと詳しく知りたい方は毎月恒例の「失敗しない家づくりセミナー」や「無料コンサル」などのサポートを利用して、重要な基礎知識を学んでみてくださいね ↓↓↓
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★熱心で前向きな人には・・・・・
精一杯の親身のサポート・本気のアドバイスをします。
さいごに・・・・
あれで失敗、これで失敗。間取りで失敗・・・・
たしかに皆さんにとって、なにもかも初めての「家づくり」はとてもムズカシイかもしれません。
では、こう考えましょう!「小さな失敗ならだれもがする」と。すこし気が楽になります。
プロの僕でさえ、「家づくりでの小さな失敗」を恥ずかしいほどしました。
ただ、「ローンを払えなくなるという大きな失敗は絶対にしないでほしい」ということ。
(とくにいつもこのブログを読んでくれている熱心な方々には。)
僕は「失敗する人をひとりでも減らしたい」という想いで、この仕事をしてますから。
・ 当社には出来ないこと → 失敗したものを成功に変えること
・ 当社に出来ること → 失敗しないための事前アドバイス・不安や疑問の解決!
今日も前向き相談があり、本気のサポートをしたつもりです。
カテゴリ(ボヤキと愚痴)
- 2011年4月18日
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プロフィール
畠山 裕康
家づくり成功コンサルタント
宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンアドバイザー
測量士補
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